大阪の地名

大阪の観光はなんといっても「なんばグランド花月」だということですが、なんばは「難波」と書いて「なにわ」とも読みます。大阪は古代から淀川や旧大和川からの土砂を運んできた大きな扇状地として形成されてきたことがあります。それで、海岸に近い平野では、「みおつくし」といって難波江の浅瀬に立てられた標識がないことには、水上交通というものが成り立たなかった、ということがあるようですね。そのような「難儀で広い土地だということから、いつしか「難波」・「浪速」と呼ばれるようになりました。大阪は「くいだおれの街」としていわれているのは、「昔、魚が多く捕れて食料品が豊富にあるところ」ということで、難波駅周辺のことをいっているということですね。
また、大阪には読みにくい漢字の地名が多いということで、「この漢字がなんでこんな読み方をするの」と思う人も多いようです。「立売掘り」のことを(いたちぼり)「天満」のことを(てんまん)とは読まないで(てんま)と読み、「柴島」のことを(くにじま)、「放出」のことを(はなてん)、「丼池」を(どぶいけ)、「喜連」のことを(きれ)、「日本橋」のことを(にっぽんばし)「出灰」のことを(いずりは)、「吹田市」のことは(すいたし)、「耳原」のことは(みのはら)、「枚方」のことは(ひらかた)、「楠葉」のことは(くずは)、「毛人谷」のことは(えびたに)、「土師ノ里」(はじのさと)、「遠里小野」は(おりおの)、「包近」のことを(かねちか)と、ざっとあげてもこれくらいの読み方のある地名が多いということです。
また、東大阪には「いわれ」のある地名があって「玉串」のいわれは、「玉櫛神社」からきていて「枚岡神社」とのつながりも深いということです。「津原神社」の祭神、天玉櫛彦命、天玉櫛姫命、天児屋根命、天忍雲根神は饒速日尊(にぎはやひのみこと)が生駒に降臨したときに従った神だとされています。古代氏族「額田氏」が住んでいたという「額田」の地名や瓢箪(ひょうたん)を埋め込んだような形の瓢箪山が全長約50メートルの双円墳の古墳になっているところもあります。それは豊臣秀吉でも金の瓢を埋めさせたと有名だということですね。他に地形から名前の付けられた「岸田堂」新しくできた村という意味の「新家」、「大蓮(おおはす)」といって、「蓮の糸」から名前がつけられた地名などもあるということですね。

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